
「至和元宝(しわげんぽう)」をお譲りいただきました。
至和元宝は、北宋第4代皇帝・仁宗の治世、至和年間(1054年~1056年)に鋳造された銭貨です。日本にも渡来銭としてもたらされ、長野県や兵庫県など各地の経塚から出土例が確認されています。経塚とは、末法思想の広まりの中で、経典を後世に伝えるため土中に埋納した仏教遺跡であり、至和元宝も宗教的背景をもつ遺物の一つと考えられています。
「元宝」は宋代に用いられた正式な貨幣名の一つで、「国家の基幹となる宝」、すなわち正規通貨を意味します。同じ至和年間には、至和通宝や至和重宝も鋳造されており、額面や大きさの異なる小平銭や折二銭など、複数の規格が存在します。また、銭文の書体にも楷書や篆書などの違いが見られ、コレクション性の高い銭種として知られています。
至和元宝は歴史的な背景を持ち、考古学的な資料価値のある銭貨です。ご先祖様の遺した古銭やコインの価値を知りたい、コレクションの整理をしたい…そんなときは私たち古美術永澤にお任せください。知識と経験豊富な査定士がその価値を見極め、適正価格をご提示いたします。
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