
日本の「観光地百選シリーズ」切手をお譲りいただきました。
毎日新聞社が主催の、当時国民投票で選ばれた「日本の観光地」を切手にしたもので、1951~1953年に発行されました。こちらはその一部となりますが、全部で20種類あります。
上から順に、左から右へ
1行目 :蔵王山(ザンゲ坂下の樹氷)2枚、蔵王山(地獄岳中腹の樹氷)
2行目 :箱根温泉(大涌谷の噴気)、箱根温泉(芦ノ湖)、赤目四十八滝(荷担の滝)、和歌浦・友ヶ島(沖ノ島・野奈浦)
3行目 :宇治川(宇治川上流)、宇治川(宇治橋)、長崎(崇福寺 竜宮門)、菅沼・丸沼(菅沼)
4行目 :昇仙峡(覚円峰)、昇仙峡(長潭橋)、錦帯橋(歌川広重「周防岩国錦帯橋」より)、錦帯橋
いずれも名所ですが、中でも印象的な二つの切手のご紹介をさせていただきたいと思います。
蔵王山の樹氷切手は、別名「スノーモンスター」と呼ばれ、蔵王連峰の特殊な気象条件によって造り出される世界的にも珍しい雪の芸術品です。その造形美は圧巻で、樹氷の見頃にあわせ「蔵王樹氷まつり」が行われ、夜の「樹氷ライトアップ」はまるで幻想の世界に迷い込んだようです。
錦帯橋の切手は、1673年に創建された木造の五連アーチ橋です。「錦川に流されない強い橋を」という人々の情熱で建造されました。構造部分に関しては一切釘を使わず、上から荷重が加わるほど強度が増す仕組みです。何度か再建や架け替えが行われていますが、世界的に見ても珍しく5つの太鼓橋が連なる美しい橋として知られています。
切手は当時の歴史や文化を感じられる貴重な資料となります。ご家庭に眠っている古い切手コレクションがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。思わぬ価値が眠っているかもしれません。
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