
古銭 熙寧元宝(きねいげんぽう)・熙寧重宝(きねいじゅうぽう)
「熙寧元宝(きねいげんぽう)」・「熙寧重宝(きねいじゅうぽう)」をお譲りいただきました。
熙寧元宝・熙寧重宝は、北宋の第6代皇帝神宗の治世である熙寧年間(1068年~1077年)に発行された中国の銭貨(宋銭)で、額面によって「元宝」・「重宝」と呼び分けられています。日本には仏具の材料や貿易のバラスト(積荷)として持ち込まれ、渡来銭として広く流通しました。日本における出土数は圧倒的に熙寧元宝が多く、熙寧重宝はごくわずかです。
熙寧元宝はまた、江戸時代に長崎で鋳造された長崎貿易銭のひとつでもあります。7種類の貿易銭が鋳造されましたが、その中でもっとも鋳造数が少ないうえ国内では流通しなかった熙寧元宝は、兵庫県や静岡県で出土したものが東京国立博物館に所蔵されているほど希少価値の高い貨幣です。コレクターに人気のある長崎貿易銭の中でも特に人気が高い貨幣ですので、状態の良い熙寧元宝が見つかれば高値で取引される可能性があります。
書体などの独自の特徴や状態の良し悪しから古銭の正しい価値を見極めるためには、豊富な専門知識と経験が不可欠です。お手持ちのコイン・古銭の価値が気になっておられましたら、私たち古美術永澤にお気軽にご相談ください。
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