
古銭 車念仏
「車念仏(くるまねんぶつ)」をお譲りいただきました。
車念仏とは、仏教の念仏を唱える車(行列)をかたどった古銭で、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」 の六字名号が刻まれているのが特徴の古銭です。絵銭(えせん/えぜに)の一種で、念仏銭に分類されます。家紋や七福神や馬といった縁起が良く美しい絵柄が刻まれている絵銭がある一方、念仏銭のように文字のみが刻まれているものについても絵銭に分類される場合があります。
念仏銭とは、通常の貨幣ではなく、信仰や祭礼のために、お寺の参拝のお礼、お守り、縁起物として作られたものです。仏教の信徒が護符として身に着けつけるものでもありました。用途の似たものに「南無妙法蓮華経」と刻まれた「題目銭」もあります。
17世紀の半ば以降、通常の貨幣と一緒にこのような念仏銭が「六道銭」として墓に埋納されるようになりました。六道銭とは、死人を葬る時に、三途の川の渡し賃として棺の中に納める六文の銭のこと。現代では紙に印刷されたもので代用したりと、形を変えながら今に残る習俗です。
古銭は当時の歴史を今に伝える貴重な遺物です。売却をご検討の場合は、ぜひ一度、私たち古美術永澤にご相談ください。
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