
古銭 治平元宝/治平通宝
治平元宝は、北宋の第5代皇帝である英宗の治下で1064年に発行が開始された銭貨です。
日本において渡来銭として流通していた宋銭であると同時に、治平元宝は長崎貿易銭の一つでもあります。長崎貿易銭とは、江戸時代の長崎で輸出専用に鋳造された数種類の銅銭です。また、治平通宝を模倣した安南手類銭も存在し、こちらは砂蝋質と呼ばれる錫と鉛が主成分の貨幣です。
治平元宝は、7種類ある長崎貿易銭の中で熙寧元宝と並んで最も現存数が少ない貨幣です。その稀少性からコレクターの間で非常に人気が高く、他の長崎貿易銭が通用銭は1,000円程度から取引されるのに対し、治平元宝の取引相場は5,000円以上になります。母銭(鋳造時に使われた原型銭)も同様に高値で取引されており、汚れや痛みがあっても15,000円前後で取引されています。もし美品の母銭が見つかった場合は、その価値はより高まるでしょう。
治平元宝および治平通宝は、その種類や状態によって価値が大きく異なるため、売却をご検討の場合は経験と知識豊富な専門業者を選ぶことが大切です。お手持ちの古銭やコインの価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にお声がけください。
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