
「開禧通宝(かいきつうほう)」をお譲りいただきました。
開禧通宝は、南宋の第4代皇帝・寧宗の3番目の治世である開禧年間(1205年~1207年)に発行された銭貨です。文字は細く硬質で、日本でも渡来銭として広く流通した宋銭の一つです。同時期には、額面三銭と五銭の鉄銭「開禧元宝(かいきげんぽう)」も鋳造されています。この貨幣は開禧北伐(宋による金への攻撃)の際に鋳造されました。
開禧通宝は、小平銭、折二銭、折三銭の銅銭と鉄銭があり、背面には鋳造年(元、二、三)や、どの鋳造局で鋳造されたものかを表す記号としての漢字(同、春、漢、利など)が刻印されています。鋳造局によって発行枚数が異なり、希少なものはコレクターズアイテムとして高額で取引される場合があります。折十銭の「背利」の鉄母銭(鉄銭を鋳造する際に作られた銅製の見本銭)は、特に希少価値が高いため、比較的高額での買取が期待できるでしょう。
古銭は当時の社会状況や文化を今に伝える貴重な歴史的資料です。お手持ちの古銭の価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にお声がけください。
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