
「太平通宝(たいへいつうほう)」をお譲りいただきました。
太平通宝は、太平興国元年(976年)、北宋の第2代皇帝・太宗の時代に鋳造発行された銅銭です。銭貨が不足していた日本にも輸出され、渡来銭として利用されました。
表面には対読で「太平通寶」と刻印され、書体は隷書、背(裏面)は無紋のほか「月」などの模様がある版があります。その他、書体やサイズ、額面等にいくつかの異なるバリエーションがあります。
太平通宝には、北宋が公的に鋳造した流通銭とは別に、私鋳された粗悪な鐚銭(びたせん)や、安南手類銭(主にベトナムにおいて民間で模造された私鋳銭)、絵銭なども存在します。絵銭(えせん/えぜに)とは、銭貨の形を模した民俗工芸品で、お守りや縁起物、子供の玩具、儀式用の道具など、種類によって多岐にわたる用途で使われていました。
太平通宝は、種類や状態によっては、希少価値が高く高額で取引されるものもあります。わずかな違いで評価額が大きく変わる場合がありますので、売却をご検討の際は経験と知識豊富な専門業者を選ぶことが大切です。お手持ちの古銭の価値が気になっておられましたら、ぜひ一度、私たち古美術永澤にご相談ください。
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