
「祥符通宝/元宝(しょうふつうほう/げんぽう)」をお譲りいただきました。
祥符通宝/元宝は、大中祥符元年(1008年)、北宋の第3代皇帝・真宗の時代に鋳造発行された中国の年号銭(年号が刻まれた銅銭)です。日本に渡来した宋銭としてのほか、祥符通宝には安南手類銭も存在します。
祥符元宝は、長崎貿易銭の一つとしても知られています。長崎貿易銭とは、江戸時代の長崎で輸出専用に鋳造された数種類の銅銭であり、それぞれオリジナルの中国銭を模して作られています。祥符元宝は、発行枚数自体が少ないため長崎貿易銭の中でも希少価値が高く、流通銭であっても比較的高額で取引される傾向にあります。
祥符通宝/元宝には更に、「天下手」と呼ばれる私鋳銭が存在します。おそらく16世紀後半頃、九州のどこかで生産されたものと推察される「天下手祥符通宝/元宝」は、オリジナルの宋銭よりコンパクトなサイズ感と柔らかい書体が特徴で、その小柄で愛くるしい姿に愛好家も多い銭貨です。
祥符通宝/元宝は種類の多い銭貨のため、ご売却の際は経験と知識豊富な専門業者を選ぶことが大切です。お手持ちの古銭の価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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