
「二朱金/一朱金」をお譲りいただきました。
二朱金とは、正式名称を「二朱判」という江戸時代の小型金貨です。二朱の価値は1両(小判1枚)の1/8に相当し、日常的に使いやすい金貨として庶民の間で広く流通していました。短冊型で、表面には桐紋の図柄と額面を表す「二朱」の文字、裏面には金貨の鋳造を行った後藤庄三郎光次の署名「光次」と花押が打たれています。
一朱金は、「一朱判」、文政年間に発行されたことから「文政一朱判」、あるいはその形状から「角一朱金」などとも呼ばれる額面一朱の正方形の小型金貨です。江戸幕府の発行した一朱という額面の貨幣としては最初のものでした。天保11年(1840年)に通用停止となって以降、一朱という額面の貨幣は一朱銀に取って代わられました。
一朱金は品位が悪かった(金純度が低かった)ため、色は偽金貨のようで割れやすく、また、小さくて扱いづらいこともあり、わずか9年で鋳造が終了します。しかし、それゆえ現存数が少なく、古銭としての希少価値は評価される傾向にあります。摩耗するとすぐに銀色が表出してしまうほど損傷しやすい品質のため、きれいな状態で現存している場合はより高値での取引が期待できます。
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