
昭和17年(1942年)頃から発行された大東亜戦争軍票(マレー方面「に号券」)1セント券です。「大東亜戦争軍票」は、第二次世界大戦中に日本軍が占領地であるアジア・太平洋地域で発行していた軍用手票(軍票)で、主にマレー・ボルネオ方面(現在のマレーシアやシンガポールなど)で使用されました。軍用手票(軍票)とは、軍隊が戦争などで海外に派遣された際、現地での物資調達のために発行された代用貨幣のことです。
表面には「THE JAPANESE GOVERNMENT」(日本政府)や「ONE CENT」(1セント)の文字が英語で記載されています。左右にある「M」は、マレー方面を示す符号です。日本軍は占領地域ごとに異なる通貨単位の軍票を発行しており、この1セント券は当時の英領マラヤの通貨単位に合わせ、海峡ドルが用いられています。
大東亜戦争軍票にはマレー方面軍票の他、オランダ領東インド方面軍票、フィリピン方面軍票、ビルマ方面軍票、オセアニア方面軍票があります。各占領地域で従来発行されていた通貨単位を踏襲したため、通貨単位、そしてデザインもそれぞれ異なり、種類が多い貨幣です。正しい価値の見極めは、私たち古美術永澤にお任せください。
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