
銀 小箱
先日、お客様より、素晴らしい銀の小箱を買取させていただきました。
一見するとシンプルな銀の小箱ですが、その細部にまで職人の技が光る逸品です。まず目を引くのが、蓋の表面に彫られた美しい竹の文様です。生き生きとした竹の葉が風にそよぐ様子が、見事な彫金技術によって表現されています。
この竹の文様は、様々な吉祥文様の一部として古くから日本美術に取り入れられてきました。竹はまっすぐに伸び、冬でも青々としていることから、長寿や繁栄、そして節操の象徴とされてきました。この小箱に彫られた竹も、その縁起の良さを感じさせます。
ずっしりとした重みがあり、長年の使用による細かな傷や変色が見られますが、それもまた歴史の証であり、古美術品としての味わいを深めています。
この種の銀器は、帯留めや根付、香合などの細工物から、茶道具、食器まで多岐にわたります。今回お譲りいただいた小箱は、おそらく楊枝入れやや煙草入れとして使われていた可能性が高いです。
私ども古美術永澤では、お客様の大切な品物の価値を正しく見極め、次の世代へと繋ぐお手伝いをさせていただいております。単なる物品としての買取ではなく、その品物が持つ背景や物語も一緒に大切にしたいと考えております。
もしご自宅に眠っている古美術品や、価値が分からず処分に困っている品物がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。専門の査定士が丁寧に査定し、ご納得いただける価格で買取させていただきます。
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