
徳川 書
先日、大変貴重な掛け軸をお譲りいただきました。徳川家にゆかりのある人物による書です。
お持ち込みいただいたのは、一幅の掛け軸に仕立てられた書の作品です。墨の流れるような筆致、余白を活かした構成。長い年月を経てなお、その筆力が感じられる見事な一幅です。
特筆すべきは落款や筆跡です。徳川家に連なる高家、もしくは文化人の手によるものと考えられます。徳川家では教養を重んじる人物が多く、書や詩文をたしなむ習慣がありました。本作もそうした流れの中で遺された作品と推測されます。
お品は長年、大切に保管されてきた様子がうかがえます。表具の状態も比較的良好で、表装裂の風合いも当時の趣をそのまま残しています。わずかなシミや経年の変化はあるものの、それは時代を物語る味わいとなっています。こうした状態の良さも評価のポイントとなりました。
今回ご依頼くださったお客様は、祖父母のご遺品整理の一環としてお持ち込みくださいました。専門の査定士が丁寧に拝見し、価値をご説明したうえで、納得いただける価格で買取させていただきました。
ご依頼者様からは「思い入れのある品をしっかり評価してもらえて安心しました」とのお言葉もいただいております。
古美術永澤では、徳川家ゆかりの書や古文書、武家文化に関わる古美術品の買取に多数の実績がございます。江戸時代の書は、その書き手の身分や教養が色濃く反映されるため、専門的な知識が必要です。相場だけでは測れない価値を見極め、適正価格での買取を心がけております。
古い書のご売却をお考えの際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。経験豊富な査定士が、丁寧に査定いたします。
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