
高林五峰(たかばやし ごほう) 隷書 掛け軸
この掛け軸は、明治時代に活躍した書家、高林五峰による見事な隷書で書かれた作品です。隷書特有の波磔(はたく)が美しく、字形の安定感と墨の濃淡が織りなす立体感が、見る者を惹きつけます。筆力に溢れながらも、全体から漂う格調高い雰囲気は、まさに書画の真髄を物語っています。
骨董品や美術品の世界では、作家の知名度や技量はもちろんのこと、作品の状態、使用されている紙や墨の質、さらには落款や箱書きの有無なども、査定において重要な要素となります。今回お譲りいただいた掛け軸は、保存状態も良く、五峰の息遣いを感じさせる逸品でした。
掛け軸は、日本の伝統文化において、床の間を飾るだけでなく、季節の移ろいや主人の心を表す大切な美術品として重んじられてきました。時代を超えて受け継がれる掛け軸には、当時の文化や人々の想いが込められており、一枚一枚に歴史が刻まれています。
私ども古美術永澤では、このような貴重な古美術品を次世代へと繋ぐ架け橋となることを使命と考えております。お客様が大切にされてきたお品物を、適正な価値で評価し、次に大切にしてくださる方へと橋渡しすること。それが私たちの喜びであり、専門知識を持った査定士が一点一点、真心を込めて査定にあたらせていただいております。
もしご自宅に、代々受け継がれてきた掛け軸や、価値があるのかどうか判断に迷われている骨董品、美術品などがございましたら、ぜひ一度、私ども古美術永澤にご相談ください。掛け軸の専門知識を持った査定士が、お客様にご納得いただける査定額をご提示させていただきます。査定は無料で行っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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