亀田鵬斎 掛け軸

その類稀なる才能と破天荒な人柄で知られる亀田鵬斎(かめだ ぼうさい、1752-1826年)の真筆の掛け軸をお譲りいただきました。

鵬斎は、儒学者として一家を成しながらも、書においては中国の明清代の書風を取り入れ、当時の規範にとらわれない自由で闊達な独自の境地を開きました。彼の書は、奔放な生き様をそのまま映し出したかのような、力強くもどこかユーモラスで、酒脱な気品を湛えています。

この掛軸に書かれている文字は、豊潤な筆線で、空中に飛翔し飛び回るような独特な書法です。

古美術永澤では、今回のような江戸時代の書画から現代の美術品まで、幅広いジャンルの作品を経験豊富な査定士が丁寧に拝見しております。大切に受け継がれてきた美術品の価値を正しく評価し、お客様にご満足いただけるよう、誠心誠意対応させていただきます。

ご自宅に眠る古美術品や掛軸、書画などがございましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。

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