小村大雲「雛」

小村大雲「雛」

小村大雲(号:大雲山人)の掛軸です。

小村大雲は山元春挙門下として近代日本画の正統を学び、人物画・動物画・山水画など幅広く手がけました。なかでも動物画と武者絵が有名で、本作のような節句掛けは珍しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。

このような雛人形の掛軸は、3月3日に行われる桃の節句のために飾られます。中でも本作のような内裏雛(だいりびな)は天皇・皇后の姿を模した一対の人形で、男雛は束帯を着て笏(しゃく)を持ち、女雛は十二単(じゅうにひとえ)を着て桧扇(ひおうぎ)を持っています。男雛が金色の立烏帽子をかぶっているのに対し、女雛は煌びやかな宝冠をかぶっており、華やかさを強調されています。

また、雛人形の掛軸として女雛が手前にいる作品が多い中で、本作のように男雛が手前にいるのは珍しいと思われますが、天皇・皇后の御座(ぎょざ)に基づく古式の左右観に基づいて描かれていることで、形式美が保たれています。

 

掛軸の買取はこちら

節句掛けの買取実績一覧に戻る

関連買取実績

ご相談・お申込みはこちらまで

ご相談・お申込み

経験豊富なオペレーターがご対応します

0120-08-5108 営業時間 : 8:30〜17:30 年中無休 買取も、年中無休でご訪問

お電話以外での査定依頼

品数の多い方おすすめ

毎月、東京目白で開催

LINEで画像を送るだけ

フォームから画像送信

査定料、訪問料は不要です。お気軽にご相談ください。

ご相談・お申込みはこちらまで

ご相談・お申込み

経験豊富なオペレーターがご対応します

0120-08-5108

営業時間 :8:30〜17:30 年中無休

お電話以外での査定依頼

品数の多い方おすすめ

毎月、東京目白で開催

LINEで画像を送るだけ

フォームから画像送信

査定料、訪問料は不要です。お気軽にご相談ください。

出張買取

美術品の時価評価が必要な皆さまへ

相続や企業の帳簿価格の見直し等で必要な美術品・骨董品の時価評価は、「美術品評価サービス」がございます。

美術品評価サービスについて

選べる買取方法