鵬雲斎 書
鵬雲斎の書をお譲りいただきました。
「鶴吟千年松」 つるはぎんずせんねんのまつ
汎叟宗室 鵬雲斎(はんそうそうしつ ほううんさい)は裏千家第15代家元。
京都に生まれ、学徒出陣により海軍に入隊。戦後は同志社大学を卒業し、大徳寺管長後藤瑞巌老大師につき得度、ハワイ大学で美学を専攻するなど精力的に修行に励みます。
父の淡々斎宗室が旅行中に急逝するとともに裏千家15代を襲名し、2002年長男に家元を譲りましたが、現在も日本・国連親善大使、外務省参与、日本・国連ユネスコ親善大使を務めるなど内外で活躍しています。
茶掛について
茶掛けには、一行書、消息、画賛などがあり、禅僧・茶匠・数寄者・歌人・画家などによって書かれていますが、茶道の家元の書いた作品は特に人気があります。