
鈴木長吉(すずき ちょうきち)作の青銅亀(せいどうがめ)
大変貴重な鈴木長吉(すずき ちょうきち、1848-1919年)作の青銅亀(せいどうがめ)をお譲りいただきました。鈴木長吉は、幕末から明治時代にかけて活躍した、日本を代表する金工家の一人です。特に、その精緻で写実的な動物の金工は国内外で高い評価を得ています。
今回買取させていただいた青銅亀も、その長吉らしい卓越した技術が光る逸品です。甲羅や皮膚の皺、表情に至るまで、生命力と繊細な質感が表現されており、見る者を惹きつけます。
長吉は、1893年のシカゴ万国博覧会に「十二の鷹」を出品し、その名を世界に知らしめたことでも有名で、彼の作品は単なる工芸品を超えた芸術品としての価値を持っています。
古美術品や金工品は、作家の知名度や作品の状態はもちろん、その作品が持つ歴史的・文化的価値、さらには共箱などの付属品も重要な評価の対象となります。
古美術永澤では、希少性の高い作品を、専門の査定士が丁寧に拝見し、適正な価格で買取させていただきます。お手持ちの美術品についてご不明な点や、買取をご検討の際は、ぜひ一度、ご相談ください。
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