
金森映井智 彫金レリーフ
金森映井智(かなもり えいいち、1908-2001年)は、重要無形文化財「彫金」の保持者(人間国宝)として日本の金工界に大きな足跡を残した名工です。
本作は、蓮華座の上で横笛を奏でる姿が、精緻かつ立体的に表現された気品あふれる金工作品です。
同氏は象嵌や線彫りの技術に優れ、伝統的な仏教美術のモチーフを親しみやすく上品な造形へと落とし込んだ作風を特徴としています。
また、江戸時代から続く高岡の鋳物・金工技術を日展や日本伝統工芸展を通じて広く紹介し、法隆寺大香炉の制作協力をはじめとする歴史的文化財の復元や修繕にも貢献しました。
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