
香木、沈香の原木です。
重厚な木肌には油分を含んだ光沢が見られ、手にした瞬間から長い年月を経た天然香木ならではの力強い存在感が伝わってきます。
沈香は、樹木が長い時間をかけて樹脂を蓄え、自然環境の中で変質することによって生まれる特別な香木です。数百年、時には千年を超える生成過程を経て初めて得られるものであり、自然の神秘を宿した稀少な香材といえます。
その香りは、甘み・辛み・酸味・苦みといった複数の要素が複雑に絡み合い、焚くごとに深みを増すのが特徴です。静かに漂う煙は心を鎮め、古来より仏教儀礼や写経、香道に用いられてきました。また、医療的な効能が信じられ、心身を整える薬用としても珍重されてきた歴史があります。
用途としては、香道での「聞香」(※もんこう:香道(日本の伝統的な香りの芸道)の中心的な作法であり、香木を焚いて立ちのぼる香りを心静かに鑑賞すること)をはじめ、寺院での薫香、また茶道や書院における香炉用の香材など、多方面で重要な役割を果たしてきました。現代においてもその価値は変わらず、沈香特有の香りは人々に深い安らぎを与えてくれます。
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