
金蒔絵の香箱
先日、お客様より、素晴らしいお品をお譲りいただきましたので、ご紹介いたします。
そのお品は「金蒔絵 香箱」です。ご覧の通り、蓋には六つの異なる図案が描かれており、それぞれが繊細な金蒔絵で表現されています。
愛らしい鳥や満開の木、秋の風情を感じさせる枝葉、豊かな実りを思わせる房、風雅な建物が配されています。これらの図案は、日本の四季や自然の美しさを巧みに切り取ったものであり、製作者の芸術的なセンスがうかがえます。
側面は、蓋とは趣を変え、全面に流れるような唐草模様が緻密に描かれています。一つ一つの線が生き生きとしており、見る者を飽きさせません。
特筆すべきは、その技術の高さです。金蒔絵とは、漆で模様を描き、その上に金粉や銀粉を蒔きつけて定着させる日本独自の伝統工芸です。この香箱の金蒔絵は、金と銀を巧みに使い分けることで、立体感や奥行きが表現されており、まるで絵画を鑑賞しているかのような感動を覚えます。
古美術永澤では、このような由緒ある美術品や茶道具を専門に査定・買取しております。もしご自宅に眠っているお品がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。一点一点、丁寧に拝見し、その価値を正しく評価させていただきます。
美術品の価値は、その美しさだけでなく、込められた想いや歴史によっても決まります。私たちは、お客様からお預かりしたお品に込められた物語を大切にしながら、次の世代へと繋いでいくお手伝いをしたいと考えております。
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