
唐物 青貝四方盆
大変魅力的な「唐物 青貝四方盆」を買取させていただきました。
青貝とは、螺鈿の貝を極端に薄く(0.1mm程度)研磨して漆に貼り付ける技法です。漆を通して光の加減で青く見えたり、黒が透けて見えたりします。
今回の四方盆は、見事な青貝細工によって、水辺の風景が生き生きと表現されています。柳の木の下、小舟に乗る人物や水辺の草木、鳥たち、そして盆の縁を飾る動物たちの細密な描写は、職人の卓越した技術と根気を物語っています。夜光貝の光沢が、見る角度によって神秘的な輝きを放ち、黒漆の地によく映えて奥行きを感じさせます。
古美術永澤では、このような伝統的な技法が光る漆芸品の査定・買取を承っております。買取をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。
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