
蒔絵印籠
精緻な筆致と豪華な装飾が施された、蒔絵印籠をお譲りいただきました。日本の伝統工芸の粋を感じさせる逸品です。
この印籠には、二つの情景が描かれています。一つには、力強く枝に留まる鷹の姿が、もう一方には、細い枝に咲き誇る梅の花と小鳥の図です。背景に微細な平目地の技法を駆使し、鷹の羽根や梅の木には、高蒔絵という立体的な技法が施されています。
特に、鷹の堂々とした姿や梅の木の優美な曲線は、高度な技術を持つ蒔絵師の力量を雄弁に物語っています。
印籠は、江戸時代に薬や印を入れるための提げ物として武士や富裕な町人の間で流行しました。身分や富を示す装飾品として発展し、一流の蒔絵師や根付師(ねつけし)がその制作に携わりました。現代においても、その緻密な美しさと歴史的価値から、国内外で高い評価を得ています。
もしご自宅に眠る古美術品や、価値が気になる蒔絵作品などございましたら、ぜひ一度、古美術永澤の無料査定をご利用ください。お客様の大切なお品物を、その価値に見合った適正な評価と価格で責任を持って買取させていただきます。
関連買取実績
-
2026.02.10
-
青貝の美しさが際立つ「蘇山作 螺鈿雲鶴唐草文 八角盆」をお譲りいただきました。 漆黒の地に浮かび上がる螺鈿の輝きと、雲間を優雅に舞う鶴の意匠が調和した、格調高い漆芸品です。 青貝とは、夜光貝や...
2026.02.09
-
2026.02.05
-
2026.01.31








