
螺鈿(らでん)蒔絵唐草文箱
華やかな色彩を纏う「螺鈿(らでん)蒔絵唐草文箱」をお譲りいただきました。
箱の全面を彩るのは、瑞々しい輝きを放つ青貝を用いた螺鈿細工です。中央には格調高い宝相華(ほうそうげ)を配し、そこから縦横無尽に広がる唐草文様が、蒔絵師の卓越した技量と美意識を物語っています。
螺鈿の各片は、赤、緑、青といった干渉色が鮮やかに発色しており、光を浴びるたびに万華鏡のような幻想的な表情を見せています。さらに、文様の間隙を埋める金蒔絵の細やかな装飾は、螺鈿の光沢に温かみと重厚感を与え、作品の芸術性を昇華させています。
特に唐草文様は「繁栄」や「長寿」の象徴として古くから愛され、身分の高い階層の調度品を彩る王道の意匠として、今日まで受け継がれてきた伝統的な背景があります。
古美術永澤では、こうした伝統美が息づく漆芸品の査定・買取を承っております。貴重な古美術品の整理や買取を検討される際は、ぜひ、古美術永澤へご相談ください。
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