
梶川作 蒔絵印籠 波千鳥
江戸期の漆工として知られる「梶川作」の波千鳥意匠が施された蒔絵印籠をお譲りいただきました。
漆地に蒔絵で表現された「波千鳥」は、波間を飛ぶ千鳥の姿が描かれており、金と銀のコントラストが印象的です。この意匠は、家内安全や夫婦円満を表す縁起の良い文様とされます。
また、本作の底面にある「梶川作」の銘と朱漆の壺形印章(「栄」)から、徳川綱吉に仕えた蒔絵の名工・梶川家の作品であることが分かります。
印籠はもともと薬を携帯するための実用的な小箱として用いられていましたが、江戸時代中期以降は武士や裕福な町人たちの身の回りを飾る装飾品、あるいは身分を示す品としての役割を担うようになりました。
当時の職人たちは手のひらほどの限られた空間の中に細密な装飾を施し、技術を競い合っていたとされています。
古美術永澤では、このような印籠や漆工芸品、古美術品の査定・買取を承っております。ご自宅の片付けやコレクションの整理・売却をお考えでしたら、お気軽に古美術永澤へご相談ください。
関連買取実績
-
2026.09.15
-
2026.09.10
-
2026.09.10
-
2026.09.10








