
鳥籠の根付をお譲りいただきました。
朱色が際立つ可愛らしい籠の中には、白い鳥が確認できます。当時根付は日常生活のありとあらゆるものが題材とされていました。町人文化の広がりとともに細工職人によって意匠が凝らされ、このように籠の中に鳥や小動物が入っているものや、鼠の捕獲器など職人の技術が光るユーモア交えた根付は好まれました。また江戸時代後期、日常生活や身近な動植物を愛でる文化が定着し、小鳥を飼うことは町人にとって娯楽だったようです。
ストラップの元祖ともいわれる根付は、本来は実用的な道具として富裕な商人や武士の間で大流行していましたが、次第に精巧な彫刻が施された日本の伝統工芸品へと変化しました。その人気は日本国内にとどまらず、海外での評価も高く熱狂的な収集家が多く存在します。ご自宅に眠っている根付や古美術品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。
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