
鶉(うずら)の根付をお譲りいただきました。
鶉は古くから日本で縁起の良い吉兆の鳥として珍重されてきました。鶉の鳴き声は「ゴキッチョー(御吉兆)」と聞こえ、良い事やめでたい事が起こる前ぶれを意味する吉兆と掛けたり、また「ゴライ(御来)」や「コイ(来い)」とも聞こえることから、勝利を引き寄せるという意味と結びつけられ、江戸時代に武士の間で人気がありました。
こちらは鶉の特徴的な丸々とした体型に、短い尾羽、そして鱗状に細かく彫り込まれた羽の表現が秀逸で、細部までこだわり抜く職人の手仕事が伝わってきます。また腹と呼ばれる表から見えない底面も手寧に彫られ、思わず手で包み込みたくなるような、しっとりとした安心感や優しさも与えてくれる作品です。
ストラップの元祖ともいわれる根付は、本来は実用的な道具として富裕な商人や武士の間で大流行していましたが、次第に精巧な彫刻が施された日本の伝統工芸品へと変化しました。その人気は日本国内にとどまらず、海外での評価も高く熱狂的な収集家が多く存在します。ご自宅に眠っている根付や古美術品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。
関連買取実績
-
江戸時代に活躍した、非常に評価の高い伊勢・桑名の名工、虎渓(こけい)の兎の根付をお譲りいただきました。 虎渓はで、動物をモチーフにした根付を得意とし、田中岷江(たなか みんこ...
2026.03.08
-
江戸時代に活躍した、非常に評価の高い伊勢・桑名の名工、虎渓(こけい)の虎の根付をお譲りいただきました。 虎渓は動物をモチーフにした根付を得意とし、田中岷江(たなか みんこう)...
2026.03.08
-
臥牛(がぎゅう)の根付をお譲りいただきました。 裏には「正利」と銘が刻まれています。牛が地面に伏せている姿は臥牛と呼ばれ、天神様(菅原道真公)の使いや、豊かさ、忍耐の象徴とし...
2026.03.07
-
唐獅子の根付をお譲りいただきました。 根付師「左一山」によるもので裏には銘が刻まれています。古来より獅子は繁栄と富の象徴として尊ばれてきました。口を開けた獅子は悪霊を追い払い...
2026.03.01








