
象牙根付「子」
象牙製の根付「子(ね)」をお譲りいただきました。本作は前足を少し持ち上げた鼠の姿を捉えた、手のひらサイズの愛らしい作品です。
象牙特有のなめらかな質感を活かし、形の制限の中から丸みを帯びたフォルム、生き生きとした表情から、当時の職人の遊び心や彫刻技術の高さがうかがえます。
なお、結ばれている紫色の紐は現代のものへと付け替えられており、前所有者様がこの小品を大切に扱い、愛用されてきた様子が伝わってきます。
根付は江戸時代、着物の帯に巾着や印籠を吊るす際の留め具として発展しました。単なる実用品に留まらず、提げ物を飾るアクセサリーとして流行し、特に十二支のデザインは、魔除けや縁起物として広く親しまれていました。
古美術永澤では、こうした歴史的価値を持つ骨董品や美術品を次世代へと繋ぐお手伝いをしております。経験豊富な査定士がお客様の大切なコレクションを丁寧に拝見し、誠実な査定を行っております。売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。
関連買取実績
-
2026.07.17
-
2026.06.29
-
2026.06.22
-
2026.06.11








