
古代ガラスの壺
この度、お客様より、素晴らしい古代ガラスの壺を買取させていただきました。
この壺はぷっくりとした球状の胴体と、そこからすらりと伸びる円筒形の首、そして注ぎ口に向かって広がるラッパ状の口部が特徴的です。さらに、肩から口縁にかけてつけられた、しっかりとした作りのハンドルが全体のバランスを整えています。
この壺の最も魅力的な点の一つは、その独特な発色です。ガラスが地中で長い年月を経て化学変化を起こすことで生まれる銀化(ぎんか)現象が、全体に見られます。光の加減によって、鈍い銀色や玉虫色、時にはブルーやグリーンがかった光沢が複雑に煌めき、まるで宇宙の星雲を閉じ込めたかのような幻想的な表情を見られます。
私ども古美術永澤は、このような歴史的価値のあるお品物と出会えることに、日々喜びを感じております。お客様が大切にされてきたお品物に込められた想いと、そのお品物が持つ歴史的価値を丁寧に拝見し、誠実な査定をさせていただきます。
ご自宅に眠っている、ご自身では価値がわからない古美術品はございませんか?もしかしたら、専門の知識を持った査定士が一点一点丁寧に拝見し、その価値を最大限に評価いたします。
お電話にてお気軽にお問い合わせください。お客様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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