
唐木台 (からきだい)
先日、お客様より、長年大切にされてきた唐木台(からきだい)を買取させていただきました。
唐木とは、紫檀(したん)、黒檀(こくたん)、鉄刀木(たがやさん)など、東南アジアから輸入される銘木の総称です。これらの木材は、硬く、緻密で美しい木目を持ち、古くから高級家具や調度品の素材として重宝されてきました。唐木台は、花瓶や香炉、盆栽などを飾るための台として用いられてきました。
今回の唐木台は、その艶やかな色合いと滑らかな曲線が特徴的です。経年による古色を帯びており、長い年月を経てきた歴史を感じさせます。また、脚部の意匠は、流れるようなラインが優雅で、細部にまで職人の丁寧な仕事がうかがえます。
骨董品としての唐木台の価値は、使用されている木材の種類、年代、彫刻の意匠、そして保存状態によって大きく変動します。特に、紫檀や黒檀は希少価値が高く、その価値は上昇傾向にあります。また、高度な技術で彫られた精巧な意匠を持つものは、美術品としても評価され、高値で取引されることがあります。
お手元に唐木台やその他の古美術品をお持ちではありませんか?「これは価値があるのかな?」「どこに売ればいいの?」とお悩みでしたら、ぜひ一度、私ども古美術永澤にご相談ください。専門の査定士が、一点一点丁寧に拝見し、お客様の大切な品物の価値を最大限に評価いたします。ご相談だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
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