
珊瑚の原木
深海に育まれた天然の宝、美しい桃色珊瑚(サンゴ)の原木をお譲りいただきました。
このお品は、樹枝状に枝を広げた姿が印象的な一品です。土台に納められた姿は、自然の造形美をそのまま愛でる美術工芸品としての価値を高めています。
珊瑚は仏教の七宝の一つに数えられ、古来より魔除けや長寿の象徴として大切にされてきました。日本では特に江戸時代以降、土佐(現在の高知県)を中心に良質なサンゴが採取され、簪(かんざし)や帯留め、そして置物といった装飾品や美術品として加工されてきました。
天然サンゴの成長には気の遠くなるような長い年月を要し、現在では採取規制も厳しくなっていることから、このような良質な原木はますます稀少性が高まっています。
ご自宅に眠る珊瑚製品やその他の古美術品はございませんか。掛け軸、陶磁器、茶道具など、ジャンルを問わず一点から無料で査定・買取を承っております。出張査定も承りますので、ぜひ、古美術永澤にお気軽にご相談ください。
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