
ボンボニエール 梅挿花
大変稀少な下賜品(かしひん)である銀製の「ボンボニエール 梅挿花」をお譲りいただきました。中央にあるのは、精巧な細工が施された銀製の梅の挿花です。
梅は寒中に咲き誇ることから、松竹梅の中でも特に吉祥とされます。写実的ながらも雅な趣を持つこの挿花は、花びら一枚一枚の細部にわたり熟練の職人による手仕事の粋を感じさせます。
また、左のボンボニエール本体や挿花の土台も注目すべき美術品です。これらはいずれも精緻な金工によって作られており、小さな容器でありながらも日本の金工技術の高さを物語っています。
ボンボニエールとは、元来、ヨーロッパの宮廷文化において慶事の記念に配られた菓子入れを指しますが、明治以降、日本の皇室でもご慶事の引出物として製作され、下賜品として受け継がれてきました。
その製作には、当時の最高峰の金工師や職人たちが携わっており、一つ一つが美術工芸品としての価値を持っています。
古美術永澤では、こうした歴史的背景と工芸品としての価値を深く理解している専門の査定士が、丁寧に拝見させていただきます。ご自宅に眠る下賜品や皇室関係の美術工芸品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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