
軽便湯のし器
昭和の時代に主に普及していた「軽便湯のし器(けいべんゆのしき)」をお譲りいただきました。
懐かしい!と思わず声を上げた方もいらっしゃるかもしれません。現代風に表現すると毛織物のシワ伸ばし器です。解かれた毛糸のクセやシワを取るための手動道具で、やかんの注ぎ口に装着して使用します。一般家庭で多く使用されていたようですが、毛糸を滑らかにするには欠かせないものでした。現在は入手が困難な貴重なお品です。編み物文化は時代の移り変わりとともに減退していきましたが、手間をかけずに始めることができるため近年再ブームとなり、完成品をSNSで共有したりコミュニティでの交流が盛んに行われています。また編んでいる時の反復動作によるリズムがリラックス効果をもたらすともいわれ、指先を使うことで認知機能維持やもの忘れ予防にも効果があると注目されています。
古美術永澤では、コレクタブル品や美術品の買取に豊富な実績があります。専門知識を持つ査定士が、一点一点丁寧に拝見いたしますので、ご自宅に眠る美術品がございましたらお気軽にご相談ください。
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