
藤原満喜(ふじわらみつき、号=華峰)手付花籠
竹工芸家であり華道講師としても活躍する藤原満喜(ふじわらみつき、号=華峰)による、端正な佇まいの花籠をお譲りいただきました。伝統的な技法を重んじつつ、現代的な洗練を併せ持つ同氏の作品は、多くの愛好家を魅了しています。
今回のお品物は、緻密な網代編みによって編み上げられた逸品で、静謐な中にも力強さを感じさせます。使い込むほどに深みを増す飴色の艶は、歳月を経てこそ現れる美しさであり、まさに作家の卓越した技術と魂が宿っているかのようです。
古くから日本の茶の湯において、竹籠は季節の花を愛でるための重要な道具として重宝されてきました。唐物への憧憬から始まった籠の文化は、やがて日本独自の美意識と融合し発展してきました。
古美術永澤では、伝統工芸品に関する豊富な知識を持つ査定士が、丁寧にお品物を拝見しております。お手元に眠っている貴重な作家作品や、整理をご検討の品がございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤までご相談ください。
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