
関口三作 創作こけし ほっかむり
素朴ながらも独創的な世界観を放つ「創作こけし」をお譲りいただきました。この作品の最大の特徴は、なんといってもその愛くるしい「ほっかむり」姿にあります。
伝統的なこけしの形式にとらわれず、木目の美しさを活かしながら、首をかしげた絶妙な角度や控えめに描かれた表情が、見る者の心を穏やかに解きほぐしてくれます。
この作品は、黄綬褒章の受章者であり、全日本こけしコンクールで内閣総理大臣賞などを受賞している、関口三作(せきぐち さんさく、1925-2018年)によるものです。
作家の細やかな手仕事が光るこの一点は、日常の何気ない風景を切り取ったかのような温かみに溢れ、現代のインテリアにも馴染むモダンな感性を持ち合わせています。
創作こけしとは、戦後、伝統的な技法を継承しつつも作家独自の芸術性を追求する中で発展したジャンルです。東北地方の特産品としての枠を超え、彫刻や絵画のような「美術品」としての地位を確立しました。
木という生命力豊かな素材に向き合い、作家が一点一点に魂を込めて形作るため、同じモチーフであっても二つとして同じ表情のものは存在しません。
古美術永澤では、こうした作家の情熱が宿る創作こけしや近代工芸品を大切に扱い、次代へと繋ぐお手伝いをしております。ご自宅やコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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