
菓子入玩具壜
どこか懐かしくも鮮やかな色彩が目を引く「菓子入玩具壜」をお譲りいただきました。
このお品物は、型吹きガラスの胴体に精巧なブリキ製の頭部が組み合わされた、職人の遊び心が詰まった逸品です。お菓子を食べ終えた後、そのまま玩具として遊べる容器を総称して「菓子入玩具」と呼び、明治の末頃から親しまれてきました。
中でも金平糖が詰められたガラス壜は「菓子入玩具壜」として、明治末期から昭和初期、そして昭和20年代後半という二度の大きなブームを巻き起こしました。
日本の菓子史において、これら菓子入玩具としての金平糖壜は、単なる容器の枠を超えて一つの文化を築き上げたと言えます。
ブリキとガラスという異素材の組み合わせは、和洋折衷のモダンな雰囲気を感じさせると同時に、当時の庶民のささやかな楽しみや暮らしの風景を今に伝える重要な歴史資料でもあります。
古美術永澤では、こうした生活に根ざした古道具から希少な美術品まで、幅広く取り扱っております。長年大切にされてきたお品物や、価値が分からず眠っている古い道具がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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