
象嵌 孔雀図 コンパクト
黒の地を背景に、優雅に羽を広げた孔雀の姿が黄金色の象嵌で鮮やかに描き出された、意匠性の高いコンパクトをお譲りいただきました。
こちらは、1960年代から70年代にかけて東京都台東区を拠点に活動していた装身具メーカー、NAKON(ナコン)社によって制作された白粉入です。
同社は当時、熟練の職人技を駆使した「金銀象嵌」を施した高級コンパクトを数多く世に送り出し、その品質の高さから国内外で高い評価を得ていました。
本作の孔雀図は、金属に細密な溝を彫り、そこへ純金や純銀を打ち込んで模様を描き出す伝統的な象嵌技法が用いられており、尾羽の一枚一枚に宿る繊細な毛彫りや、重厚な輝きを放つ表現から、妥協なき手仕事が伝わってきます。
1960年代の日本は、女性の装いも和装から洋装へと大きく変化していきました。それに伴い、手鏡や白粉入れといった化粧道具も、西洋のスタイルを取り入れつつ、日本独自の伝統美を融合させた意匠が好まれるようになります。
古美術永澤では、こうしたアンティークの化粧道具の査定・買取を承っております。お手元に眠る古道具の整理をお考えの際は、ぜひ古美術永澤へお気軽にご相談ください。
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