大黒天

微笑ましい表情が印象的な木彫りの大黒天をお譲りいただきました。

日本における七福神の一柱として広く親しまれている大黒天は、もともとはインドのヒンドゥー教の神様であるマハーカーラ（大いなる黒）が仏教に取り入れられたものとされています。

今回お預かりしたお像は、柔らかな木の質感を活かしつつ、大黒天の明るく朗らかな人柄が表現された見事な彫刻です。特にその丸みのある体躯とすべてを受け入れるようなおおらかな笑顔は、見る者に安らぎと福運をもたらしているようです。

台座には蓮をモチーフにしたような装飾が丁寧に彫り込まれており、本体の力強さに加えて、細部にまで作者の確かな技が光ります。長い時を経たことで木の色合いに深みが増し、古美術品としての味わい深い趣を醸し出しています。

古美術品の査定・買取は、ぜひ古美術永澤へお任せください。熟練の査定士がお客様の大切なコレクションを丁寧に拝見し、その価値を最大限に見極めます。ご自宅に眠っている美術品がございましたら、お気軽にご相談ください。

P

木彫作品の買取はこちら >