
大野芳光(おおの よしみつ)鍾馗(しょうき)像
金属工芸の聖地・富山県高岡市が生んだ名匠、大野芳光(おおの よしみつ)による鍾馗(しょうき)像をお譲りいただきました。
同氏は、伝統的な高岡銅器の技法を現代に継承し、特に茶道具や置物において緻密な表現力を持つ作家として知られています。本作もその卓越した鋳造技術が遺憾なく発揮されており、マットな質感が際立つ黒褐色の肌に、鋭い眼光を放つ鍾馗の威厳が見事に表現されています。
風にたなびく衣の細やかな造形や、力強く地面を踏みしめる立ち姿からは、邪気を払う守護神としての力強さが静かに伝わってくる逸品です。
鍾馗のルーツは中国の唐代に遡り、玄宗皇帝が悪夢にうなされた際、夢に現れて鬼を退治した大男がその正体であったと伝えられています。日本では室町時代以降、魔除けや学業成就の象徴として親しまれ、端午の節句には五月人形として飾られるなど、人々の暮らしに深く根付いてきました。
古美術永澤では、こうした作家の情熱が込められた鋳銅品や伝統工芸品を次世代へ繋ぐお手伝いをしております。ご自宅に眠る美術品や、大切にされてきたコレクションの整理をお考えの際は、ぜひ古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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