
李王家の銀製品
品格ある銀製の古美術品をお譲りいただきました。こちらは、かつての朝鮮王朝の李王家(りおうけ)ゆかりの銀製品で、品格ある装飾と重厚な存在感をもつ逸品です。
しっかりとした厚みと銀特有の深い光沢が美しい品で、胴部に家紋が刻まれています。
お客様は、祖父の遺品整理を進める中で見つかった品とのことで、「古そうだけれど、価値があるのかわからない」とご相談に来られました。
査定では、素材の純度、製作技法、意匠の由来、保存状態などを総合的に評価し、適正な査定をご提示しました。
李王家ゆかりの品は、朝鮮半島と日本の近代史を背景にした特殊な美術品であり、流通数も限られているため、確かな鑑定眼と専門知識が必要とされます。
古美術永澤では、朝鮮王朝美術や李王家関連品の取り扱いも豊富です。
ご実家に眠る銀製品や謎のある古い品々、遺品の中に由来がわからない美術品がありましたら、ぜひ一度ご相談ください。貴重な文化財を後世につなぐお手伝いを、誠実に、丁寧に対応させていただきます。
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