
銀製ヨット
こちらは関武比古(Takehiko)/関工芸が手がけた銀製ヨットの置物です。
関武比古は、日本の銀細工・金属工芸の作家・職人で、伝統的な「錺職(かざりしょく)」の技法を基に、銀や金属でさまざまな工芸品を制作しています。
時代の流れの中で伝統技術を守りつつ、新しいモチーフや用途・流通形態を模索し、家族経営の工芸会社(関工芸)を設立・展開し、現在の3代目の今も「銀工芸のブランド化」「伝統工芸の近代化」を確立させ続けているブランドです。
「順風満帆」という言葉は、追い風を帆いっぱいに受けて船が順調に進む様子から転じて、物事が滞りなく、すべて思い通りに快調に進むことを意味します。
ヨット(帆船)は 古くから世界中で“縁起物”とされていますが、関工芸はこうした“縁起物としてのヨット”を企業ギフトとして展開し、大成した歴史があります。
ヨットは曲線の打ち出し・ 帆の薄さや張り具合・細いロープ・支柱など造形として難易度が高いことから、武比古の銀細工に対する「技術力」を強く物語っているお品物になります。
銀は、その美しさや特性から古くから貴重な材料として、装飾品・食器・工芸品・貨幣・宝飾品・彫刻など、様々な用途で加工されてきており、古美術永澤では幅広い買い取りを行っております。ぜひご相談ください。
KA
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