
菊紋 銀花瓶
精緻な彫金が施された、菊紋入りの銀製の花瓶をお譲りいただきました。
花瓶の側面には、鹿が佇む森の様子が描かれ、日本の自然の風景が表現されています。銀特有の落ち着いた光沢と、熟練の職人技による緻密な線彫りが織りなす景色は、風格が感じられます。
注目すべきは、胴部の上部に配された「菊の御紋」です。この十六葉の八重表菊(やえおもてぎく)は、古来より皇室の象徴として用いられてきました。
製作された時期は、銀器製造が盛んであった明治から昭和初期にかけてと推測され、当時の最高の技術と素材が惜しみなく注がれていることが伺えます。
ご自宅に眠っている、このような銀製品や古美術品はございませんか?古美術永澤では、お客様の大切なコレクションの価値を最大限に評価し、適正な価格での買取をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
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