
塚田秀鏡(つかだ しゅうきょう)彫金 煙管
明治時代から大正時代にかけて日本の彫金界にその名を轟かせた名工、塚田秀鏡(つかだ しゅうきょう、1848-1918年)による見事な彫金煙管をお譲りいただきました。
同氏は、江戸彫金の伝統を継承しながらも近代的な写実性を融合させた作家であり、帝室技芸員にも選ばれた日本を代表する彫金師の一人です。
今回お譲りいただいた煙管は、銀の重厚な質感の中に繊細かつ力強い鏨使いが光る逸品で、指先に伝わる柔らかな曲線と緻密な文様には、秀鏡が培った類まれなる技術と美意識が凝縮されています。
日本の喫煙文化において、煙管は単なる道具の枠を超え、所有者の嗜好や社会的地位を象徴する美術品としての側面を強く持っていました。特に明治以降、廃刀令によって活躍の場を失った刀装具職人たちが、その卓越した彫金技術を煙管や根付といった日用品の装飾へと昇華させたことで、世界に誇る日本の「超絶技巧」が花開いたのです。
古美術永澤では、こうした作家物から骨董価値の高い古美術品まで、幅広く査定・買取を承っております。貴重なコレクションの整理や、大切にされてきたお品の次代への橋渡しをご検討の際は、ぜひ古美術永澤へご相談ください。
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