
皇室御下賜品 菊紋 銀スプーン
宮中行事や特別な儀礼の際に、皇室から功労者や賓客へと賜る「御下賜品(ごかしひん)」の銀製スプーンをお譲りいただきました。
銀食器のなかでも格別の風格を放つ本品は、精緻な手仕事によって仕上げられており、ハンドル部分には皇室の象徴である「十六葉八重表菊」が気高く刻まれています。
純度の高い銀が持つしっとりとした独特の光輝は、単なる工芸品の域を超え、日本の近代化と共に歩んだ金工界の誇りと情熱を今に伝えています。
こうした御下賜品は、明治から昭和初期にかけての華やかな宮廷文化を映し出す鏡でもあります。当時の晩餐会では、西洋の礼法を取り入れつつも日本独自の美意識が反映されたカトラリーが用いられ、それらが「恩賜」として配られることは、受章者やその家系にとってこの上ない誉れとされてきました。
古美術永澤では、こうした歴史的価値の高い御下賜品の数々を大切に次代へと繋ぐお手伝いをしております。代々大切に保管されてきたお品物や、由来の確かなお道具の整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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