
日本の明治時代の手彫りの竜・桜切手をお譲りいただきました。
手彫切手とは明治初期(1871年〜1876年頃)に日本で発行された、原版に図柄を職人が手作業で彫って作られた切手のことで、竜文切手、竜銭切手、桜切手、鳥切手の4つに区分されます。手彫りの為、同じ版を作る事は困難で偽造防止にも役立ちました。またその芸術性からも収集家の間では高く評価され、希少価値の高いものとなっていますが、偽物も多く注意が必要です。
「竜文切手」は1871年(明治4年)発行された日本で最初の郵便切手です。1872年(明治5年)には額面表記が「文」から「銭」に変更された「竜銭切手」が発行されました。
一方「桜切手」は1872年(明治5年)から発行され、四隅に描かれた桜と中央の菊花が特徴です。図案の中には管理番号として小さく「イ」や「ロ」などのカタカナ記号(カナ)が付いています。カナが付いていないものもあります。そのため市場ではカナ入り、カナ無し、と呼ばれ取引がされており、このカナの有無や種類で価値が大きく変わります。1874年(明治7年)には用紙が和紙から丈夫な洋紙へと変わり、印刷が効率化されました。
多様な切手は、それぞれの時代背景を読み解くことで一層味わい深くなり、種類が多いほどその時代を想像しながら眺める楽しみが広がります。
切手は当時の歴史や文化を感じられる貴重な資料となります。ご家庭に眠っている古い切手コレクションがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。思わぬ価値が眠っているかもしれません。
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