
亀文堂の鉄瓶
明治時代に活躍した名工「亀文堂(きぶんどう)」の鉄瓶を買取させていただきました。亀文堂といえば、鉄瓶の世界では知らぬ者のいない存在であり、精緻な彫金と芸術性の高さから、現在でも国内はもとより台湾や中国などの海外のコレクターから非常に高い評価を受けています。
亀文堂は波多野正平によって1800年代のはじめに近江(滋賀県)で創設され、その後、弟子や一門によって明治から大正、昭和初期まで続いた鋳金工房です。波多野正平は江戸末期に高級な鉄瓶を製造していた龍文堂の四方龍文のもとで修行を積み、その後独立しました。それまでの蝋型鋳造にくわえて、金銀を使った象嵌細工などを施すことにより、美術品としての評価を高めていきました。
古美術永澤では、こうした亀文堂の鉄瓶をはじめ、龍文堂、金寿堂などの高級鉄瓶も積極的に買取しております。ご自宅に眠る古い鉄瓶や相続されたお品などがございましたら、ぜひ一度拝見させてください。専門の査定士が丁寧に査定し、真贋を見極めたうえでご満足いただける査定額をご提示いたします。
関連買取実績
-
2025.06.01
-
2025.05.14
-
2025.05.03
-
2025.05.01