守屋松亭 螺鈿 棗

守屋松亭(もりや しょうてい)作の螺鈿 (らでん) 棗

守屋松亭(もりや しょうてい)作の螺鈿 (らでん) 棗

近代蒔絵の名工、守屋松亭(もりや しょうてい、1890-1972年)の棗(なつめ)をお譲りいただきました。

このお品は、漆黒の棗の表面を金色に仕上げ、その上に鮮やかな螺鈿(らでん)を散りばめた、華麗で気品ある逸品です。

螺鈿とは、アワビや夜光貝などの貝殻の内側の、虹色に輝く部分を薄く剥がして漆器や木地の表面に嵌め込む装飾技法です。守屋松亭は、白山松哉(しらやま しょうさい)に師事し、精緻で堅実な技法を受け継ぎつつも、独自の穏やかで洗練された作風を確立しました。東京の粋な感覚を取り入れた、そのモダンな意匠は多くの茶人に愛され、益田鈍翁をはじめとする数寄者たちにも好まれました。

蒔絵が施された棗は、茶席において亭主の趣向や季節感を表現する「美の器」として珍重されてきました。松亭の作品は、その精密な蒔絵の技術と、茶道への深い造詣から生まれており、現代においても変わらぬ高い評価を受けています。

この度の守屋松亭の棗のように、優れた作家による貴重なお品をお持ちでしたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。代々受け継がれてきた大切なお道具を、その価値を理解し、次の世代へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。

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