岡本陽斎 宇治橋蒔絵棗

岡本陽斎 (おかもと ようさい) による宇治橋蒔絵棗 (うじばし まきえ なつめ)

岡本陽斎 (おかもと ようさい) による宇治橋蒔絵棗 (うじばし まきえ なつめ)

漆芸家・岡本陽斎 (おかもと ようさい)による見事な宇治橋蒔絵棗をお譲りいただきました。朱漆の鮮やかな胴体に、金蒔絵で精緻に描かれた意匠が際立つ逸品です。

岡本陽斎は、1932年に京都で生まれ、漆芸の伝統技法を深く学び、茶道具を中心に数多くの傑作を生み出した漆塗師として高い評価を受けています。その作風は、朱漆と黒漆のコントラストの美しさや、伝統文様を巧みに用いた上品さに特徴があります。

京都に在住しながら石川県の山中町に工房を構えるという独自のスタイルを貫き、質の高い漆へのこだわりと、蒔絵や螺鈿などの伝統的な加飾技術によって、格調高くも優美な作品を世に送り出しました。その作風は、朱漆と黒漆のコントラストの美しさや、伝統文様を巧みに用いた上品さに特徴があります。

「棗」は、戦国時代から安土桃山時代にかけて茶道の大成と共に、茶人たちの間でその価値が高まりました。当初は簡素な黒塗りが主流でしたが、時とともに豪華な蒔絵が施されるようになり、意匠の多様化が進みました。岡本陽斎の作品もまた、伝統を受け継ぎながら現代に生きる上質な漆芸の美を体現しています。

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