
狗(いぬ)の香合
愛らしい表情と穏やかな佇まいが魅力的な狗(いぬ)の香合をお譲りいただきました。
茶の湯で用いられる香合は、香を入れるための小さな器ですが、その意匠や素材には様々な工夫が凝らされており、季節感や遊び心をあらわす重要な役割を果たします。
今回買取させていただいた香合は陶器製で、犬がゆったりと伏せている姿をかたどっています。白釉をベースに、茶色の釉薬で斑が表現されており、素朴で温かみが感じられます。見る角度によって表情が変わるのも魅力の一つで、特に丸みを帯びた耳や目元には見る者の心を和ませる魅力があります。
このように動物をモチーフとした香合は、干支にちなんで使われることも多く、特に犬は「安産」や「家内安全」の象徴としても親しまれてきた歴史があります。
ご自宅に眠っている茶道具や古美術品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤の査定・買取をご利用ください。経験豊富な査定士が、お客様の大切な品物を丁寧に拝見し、適正な価格で買取させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
関連買取実績
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.12








