
金襴手(きんらんで)の 火取り香炉
洗練された意匠が目を引く美しい香炉をお譲りいただきました。
深みのある漆黒の地肌に、黄金色の千鳥が軽やかに舞う姿が描かれた金襴手(きんらんで)の火取香炉です。丸みを帯びた阿古陀の造形は、手にした際の収まりも良く、随所に職人の細やかな手仕事が光ります。
金属製の蓋には、緻密な籠目の透かし彫りが施されており、立ち上る香煙が空間に溶け込んでいく様子をより情緒的に演出したことでしょう。
香炉は古くより茶の湯の席において、床の間を飾る重要な「飾り物」として、また室内を清める実用的な道具として大切に扱われてきました。特に千鳥は、荒波を乗り越えていく姿から「家内安全」や「目標達成」を象徴する縁起の良い文様として、室町時代から江戸時代にかけて多くの茶人に愛好されてきました。
古美術永澤では、このような大切に受け継がれてきたお品物を次代へと繋ぐ架け橋となるべく、真心を込めて査定をさせていただきます。ご自宅に眠っている香炉や茶道具がございましたら、ぜひお気軽に、古美術永澤へご相談ください。
関連買取実績
-
2026.03.16
-
2026.02.12
-
2026.01.14
-
柔らかな白色の肌色が美しい「白玉瑞獣彫遊環耳香炉」をお譲りいただきました。香炉には、雲紋彫唐木香炉台が添えられております。 中国では古来より軟玉・硬玉などの美しい石を「玉(ぎょく)」と呼び珍重し...
2026.01.12








