
裏千家 十代 認得斎による愚作茶杓 銘「無事」
このたび、認得斎(にんとくさい、1770-1826年)による茶杓、銘「無事」をお預かりいたしました。
認得斎は江戸時代中期の茶人で、10代の頃からその卓越した才能が光る逸話がありながらも、
裏千家十代家元を継いだのは35歳という、異色の経歴を持つ人物です。
本作品の「無事」には、日常の平穏や心の安寧を尊ぶ茶の湯の思想が込められていると受け取れます。
また、自ら「愚作」と称しつつも、竹味を活かした素直な削りと端正な造形が印象的で、謙虚さのなかに認得斎の極めて高い美意識を感じさせる一品です。
共箱には書付が認められ、伝来と作品性の両面からも評価できる内容でした。
古美術永澤では、茶道具の背景や作者、保存状態を丁寧に拝見し、適正な評価をご提案しております。
茶道具に関するご相談も、どうぞお気軽にお寄せください。
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